「俺の三国志」第四作。前作の脇役を主役に添えて史実を軸にある程度の娯楽性も取り入れて制作。「矢返斬法」「噴射撃」そして蘇則の衣装等は自分の好きな作品へのオマージュであり、解る人に解る内容。前作で描き足りないと思っていたアクションシーンを描けたのは楽しかった。馬の戦いは「駅馬車」「ベン・ハー」「七人の侍」等のクラシック名画の定番だが、あれを漫画で表現するのが如何に難しいかを実感し、馬を根本的に再研究する事に迫られ、結果それが作品に躍動感を与えた。
★ストーリー解説★形式主義の世に嫌気がさした蘇則は友人の吉茂と砂漠へ放浪に出る。そこで出会った羌族の姫が蘇則の運命を変える事になる。自国の歴史を外国人より教わった蘇則、そしてその国をやがて失った時、蘇則の感情は最高潮に達する!23P |
収録単行本
【俺の三国志 一】 |
 |
|